Ultimate Guitar System Controller GSC-5

GSC-5
(専用キーボード、メインパワーモジュール付属)
■ループ数:6-18 (6LEを3台までの併用可能)■最大プリセット数:125
■チューナーアウト、MIDIアウト、USBアウト(専用キーボードやパソコンと接続してプログラム管理と遠隔操作が可能)、WahPadアウト(TBWPなどのG-LAB製ワウパッドと接続)、スイッチアウト(プリアンプや各種アンプのコントロール用端子)
■パワーサプライ:9/12/15/18V対応(PB-2を2台までの併用可能)
■フットスイッチ:ループON/OFF、MIDIスイッチ、アンプの代替フットスイッチ、バンク選択 x10、メタルスイッチ仕様、各スイッチ対応の文字表示ディスプレー装備、各スイッチNo.の任意色での点灯
■文字表示液晶メインディスプレー

■外形寸法:202(W)x100(H)x535(D)mm ■重量:4.1kg



6LE (GSC-5専用6ループモジュール)

PB-2 (GSC-5専用パワーサプライモジュール)
現代のエレクトリックギタリストのサウンドシステムは各種アンプ・エフェクターの開発によって、シンプルなエフェクトボードから複雑な大規模ラックシステムまで多様です。それはプレーヤーの求めるサウンドの多様化の結果に他なりません。
コンパクトエフェクター、ラックエフェクター、複数のギターアンプ、更にはギターシンセといった、それらサウンドシステムを可能な限りシンプルに一括コントロールできないかとG-LABでは考えました。システムをシンプルにコントロールできれば、プレーヤーはより演奏に集中することができます。
その考えから、アンプメーカーへの技術提供の経験やミュージシャンからのフィードバックを活かして開発されたトータル・ギターシステム・コントローラーがGSCシリーズです。

GSC-5はその最上位機種として大規模なシステムやステージへの対応に重点を置いた機能性と、ツアーでの使用を考えた高い耐久性を備えています。
GSC-5で設定できるコントロールはシンプルなセッティングから複雑な大型サウンドシステムまで、プレーヤーのスタイルに合わせて多岐にわたります。

■モジュールに分割できる構造にすることで、異なったコンポーネントの機材(アナログ/デジタルエフェクター、トラディショナルなチューブアンプ、プリアンプ、デジタルサウンドプロセッサーのようなMIDI機器など)を自由に組み合わせて設置したサウンドシステムを構築できます。ペダルボードだけにすることも、ペダルボードとアンプ側に分けることも全てをアンプ側もしくはラックケースに収めることも可能です。

■ループモジュールである6LEエフェクトループ・エクステンションモジュールを3台まで接続可能であり、最大18台のエフェクターをコントロールできます。

■アンプやプリアンプを操作するための6系統のSWITCH OUT(SWITCHコネクター)を備えています。各フットスイッチはモメンタリースイッチとしての使用も可能です。

■PB-2パワーサプライモジュール(4小口2系統の9VDCパワーサプライ、許容量は1A)を接続することが可能です。

■プログラムを切り替えるフットスイッチ部のディスプレーは各スイッチごとに液晶表示を持ち、バンク/ソング/プリセット/機能などを任意の文字表示と色表示に設定することができます。具体的にはバンク1のフットスイッチ1の機能はディレイON/OFFで文字表示は「DELAY」、液晶の色は赤というような設定が可能ですので、視認性は従来製品よりも大幅に向上し、より確実迅速なプログラムチェンジが可能になります。

■MPM-1メインパワーモジュールはMIDIコネクター、SWITCHコネクター、EXTENSIONジャックと12Vアウトプットを備え、操作部であるフットスイッチとたった1本のケーブルで接続されているため、セッティングの手間と予期せぬケーブルの脱落や接続不良といったトラブルの危険性を大きく軽減しています。各モジュールのコネクター位置は簡単迅速なセッティングと余裕を持った拡張性に貢献しています。

■125のバンク/ソングには個別に名前をつけ、それぞれの10個のマルチファンクションスイッチに割り当てた役割を記憶させられます。各フットスイッチは液晶ディスプレーを持ち、任意の文字表示と色表示が可能です。

■プログラムチェンジコマンド送信による、最大20台のMIDI機器の個別操作が可能です。また、最大50個のコントロールコマンドを送信可能です。

■独立した8つの任意のコントロールチェンジコマンドを送信できる4つのエクスプレッションペダル・インプットを備えて
 います。

■ TAPテンポ機能を備えています。

■演目にあわせて任意のバンク/ソングを組み合わせた3つのコンサートリストを作ることが可能ですので、ステージ上でのバンク切替の作業やリスクが大幅に軽減されます。

■BIG BANKモードではバンクを越えて他バンクにMFSフットスイッチによって任意の変更を加えることができます。

■外部のMIDI機器によってGSC-5を操作できる2つのMIDIインプットを備えています。専用キーボードや汎用のワイアレスキーボードを使っての外部操作も可能です。

■接続したMIDI機器のチューナー機能(ラックマルチのチューナー機能など)のデータをGSC-5のフットコントローラー上に表示させられます。

■各MFSフットスイッチにはそれぞれのバンク/ソングの中で以下の役割を割り当てられます。選択したプリセットに対してエフェクトループのON/OFF、スイッチアウト(アンプやプリアンプのチャンネル切替など)の操作、プログラムチェンジやコントロールチェンジコマンドの送信が可能です。
 1. エフェクトループの設定呼び出し(ループモディファイアー)
 2. スイッチアウト機能の設定呼び出し(スイッチモディファイアー)
 3. プログラムチェンジコマンドやコントロールチェンジコマンドの送信(MIDIモディファイアー)
 4. 任意のエフェクトループのON/OFF(シングルループ)
 5. 任意のスイッチアウト機能のON/OFF(シングルスイッチ)
 6. コントロールチェンジコマンド送信によるMIDI機器の単機能ON/OFF(シングルCTRL)
 7. コントロールチェンジコマンド送信によるMIDI機器内の選択したパラメーターの任意の値への増減

■USB接続することでパソコンでのデータ管理が可能です。

■6LEモジュールの6つのループは2:3もしくは3:2でギター/アンプ間用とアンプのエフェクトループ用に分割して使用可能です。

■GSCシリーズ専用の感圧式パッド(ワウパッド、ワーミーパッド)と接続することでワウペダルに足を乗せただけで任意のワウペダル用プリセットを瞬時に呼び出せます。

■接続したエフェクトペダル、MIDI機器、各種スイッチアウト機能のリストを記憶し、必要に応じて表示できます。
@6LEを2台使ってプリアンプ前と後にペダルを分けたペダルボード
Aプリアンプ前のペダルとプリアンプ後のラックエフェクトに分けた例
B全てのエフェクターをラックにまとめた例
Cプリアンプ後のエフェクターとアンプのフットスイッチ機能をコントロールする例